ヘイルウッドのヘルメット等
1966-67年シーズン、ホンダに乗ったマイク・ヘイルウッドのヘルメット、革つなぎ、グローブの変化について調べてみた。
1 1966年
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第2戦ドイツ | 第4戦オランダ | 第6戦東ドイツ | 第7戦チェコスロバキア | 第10戦マン島 |
(1) 第1戦スペイン(写真なし)から第4戦オランダまで同じ状態。ヘルメットのウイングマークは左向き。
(2)
第5戦ベルギーで(写真なし)ヘルメット下端に巻かれて貼られていた赤細テープが剥がされ傷んだ赤線塗装が露出。
(3)
第6戦東ドイツでウイングマークが左向きから右向きになる。ヘルメットの傷が第4戦以前と酷似しているため、同じヘルメットであり、新しいウイングマークがすぐに傷ついたと思われる。
(4) 第7戦チェコスロバキア、ウイングマークが剥がれかかった状態で、その後、その状態が続く。
2 1967年
第1戦スペイン | 第4戦マン島 | 第7戦東ドイツ | 第12戦カナダ | 第13戦(最終戦)日本 |
(1)
第1戦スペイン、ヘルメットのウイングマークが右向きで、革つなぎの首周りから手首部にかけてストライプが入っている。第3戦までその状態。
(2)
第4戦マン島では革つなぎのストライプが消え、グローブが黒赤2色から白黒の2色になった。第6戦ベルギーまでその状態。なお、マン島のプラクティス時に従来のグローブを使用している写真もある。レース本番でいきなり新品グローブを使用するとは考え難く、プラクティスの途中で変更したと思われる。
(3) 第7戦東ドイツで革つなぎのストライプが復活し、第11戦イタリアまでその状態が続く。
(4)
第12戦カナダで革つなぎストライプが消え、グローブも黒に変更。ヘルメットのウイングマークは剥がされているように見える。
(5) 第13戦日本でウイングマークが復活するが、左向き。
もちろん、これは絶対的な判断基準ではない。プラクティス時に異なるヘルメット、グローブ等を使用することはあり得るので、上の記事は写真のレース名を特定する際の参考と考えられたい。
ブログ(リンク)にも記事を書いたのでご参考に。
以下の頁にも写真あり。
250/350tクラス(その1、その2)
500tクラス
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