規則性の発見

 かつては世界GPでクラス別にゼッケンの色が決められていたし、各ライダーはレース毎に異なるゼッケン番号が与えられていた。また、下は1967年世界GP50cc、125cc、250cc及び350ccクラスの写真で、レースによってはゼッケンに何らかの規則性があることが分るだろうか。雑誌等の写真説明には間違いがあるので下ほど単純ではないかもしれないが、当時の写真を見ていて気が付いた人は少なくないだろう。もちろん、例外もあるし、この当時の他年には当てはまらない「規則性」もある。

 ところで、「規則性の発見」は、数値データ、グラフから何らかの知見を得ようとする作業に似ていると感じる。少なくとも頭の体操ぐらいにはなるだろう。

  50 125 250 350
スペイン -
西ドイツ
フランス * -
マン島
オランダ
ベルギー - -
東ドイツ -
チェコスロバキア - * * -
フィンランド - * -
アルスター -
イタリア -
カナダ - -
日本
備考 1:「-」はレースがなかったもの、「*」はレースはあったが、写真をここに載せなかったもの。
    2:マン島250、イタリア350の写真は「規則性」の例外だが、それぞれの規則性と例外の理由が分るだろうか。

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