1964・1965日本GP

 
 1964年日本GPのレッドマンの優勝タイム、ベストラップタイムは、1963年の彼自身の優勝タイム1時間1分34秒3、ベストラップタイム1分31秒4より、それぞれ0.4秒、0.1秒だけ早いだけだった。

 また、1965年日本GPでのヘイルウッドのベストラップは、前年のレッドマンのタイムを0.1秒上回ったが、レースタイムは1964年より15秒2遅かった。つまり1963年念日本GPより遅くなっているのである。

 したがって、タイムからすると「6気筒が圧倒的な早さを見せた」とはいえない。両日本GPでヤマハに勢いがなかったため、このような結果になったと思われる。

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